カリキュラム

古典絵画工房・ルネサンス絵画工房

ルネッサンス期に油彩が確立していくなかで いくつかの顔料はテンペラ絵具として残り、 そのなかに組み込まれていきます。 これが混合技法といわれるものです。 この技法を油彩に対する考え方の基本として捉え 現代の油彩表現へと結びつけ、展開していこうとの思いで 当講座がつくられています。 油彩経験者、上級者の方を対象とした「古典絵画工房」 初心者、中級者を対象とした「ルネサンス絵画工房」 の2つのコースを開設しております。

担当講師 川口起美雄

混合技法基礎・油彩入門 (山田クラス)

当クラスは初めて油絵を描く方、または古典絵画の技法(混合技法)に興味がある方向けの講座です。最終的には 自分自身の絵を描くために、油絵具、溶き油、筆、下地等の基本的な考え方を学びます。 一人で描くときに自分で考えられるように、ポイントとなる基礎を毎回の講座で取り上げて制作をします。 混色方法、溶き油の調子、筆の使い方などは理解してしまえば他の画材にも応用が可能です。

担当講師 山田啓貴

デッサン教室

当講座では、形の表現をトレーニングします。立体物を平面に表現すること、線を鍛えることは絵を描く上で重要な技術です。 人物モデルを使ったデッサン、静物デッサン、イメージデッサンなど様々なアプローチで造形表現の基礎となる素描力の 向上をねらいます。

担当講師 山田啓貴

油彩基礎・バロック絵画技法

当講座では主に、油絵具とキャンバスの使用を基本としてベーシックな絵画技法を学びます。 特に、絵画の支持体として麻布が最も普及した17世紀に焦点を当て、 バロック時代の伝統的絵画技法について掘り下げていきます。 鉛筆、木炭デッサンの実習による基礎的な表現力の補強から始まり、 バロック時代の巨匠の模写などを通して油絵具のメチエ、絵画空間の構築、明暗法を習得します。 伝統を継承した堅固な技術の上に成り立つ、力強い絵画表現の習得を目指します。

担当講師 友清大介

混合技法基礎・油彩入門 (伊藤クラス)

当講座は古典絵画技法(油彩・テンペラ混合技法)の基礎を学び 各々の絵画表現への展開を目指します。 ・下地作り(基底材・石膏白亜塗り) ・インプリミトゥラ ・乳剤・溶剤について ・テンペラ絵画・油絵具(各々のメカニズムと併用) ・描画(グレーズ、ハッチング等) 等々、この技法の基礎をゆっくり学べるよう進めます。 上達するには、枚数を重ねて描く経験や 材料と技法への理解が必要です。 どの段階においても常に基本に立ち戻りながら ともに各自の表現を考えていきます。

担当講師 伊藤和子